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　令和7年9月7日（日）23時57分の救急出動指令により、草加消防署谷塚ステーション救急隊が出動した、草加市内の救急事案において、医療機関へ搬送する際、経路を誤り到着時間が約13分遅延する事案が発生しました。

　傷病者は、現場出発時、心肺停止状態であり、救命処置を実施し医療機関へ搬送しましたが、その後お亡くなりになりました。

発生日時

　令和7年9月7日（日）　23時55分覚知

傷病者情報

　50歳代男性

時系列

　9月7日　

　　23時55分　覚知

　　23時59分　救急出動

　9月8日　 

　　  0時03分　救急隊が現場に到着

　　  0時55分　傷病者（50歳代男性）を救急車内に収容

　　  1時06分　医療機関に向けて現場を出発

　　  1時25分　機関員（運転手）が経路誤りに気付き隊長に報告

　　  1時32分　医療機関到着

遅延の原因

　救急隊の運転手が本来曲がるべき交差点を見落としたものです。

傷病者の家族への対応

　傷病者のご家族に対し、道を誤ったことにより病院への到着が13分遅れたことを説明し、謝罪を行いました。

搬送先医療機関の見解

　搬送先医療機関からは、「到着の遅延が予後に与えた影響については、因果関係はない」と見解を得ています。

対応した職員

　草加消防署谷塚ステーション救急隊

　隊　長　消防士長　　30代

　機関員　消防士長　　30代

　隊　員　消防副士長　30代

今後の対応

　このような遅延が発生したことを重大に受け止め、本事案を検証し再発防止に向けて対策を講じます。

草加消防署長コメント

　お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご家族に対しまして心よりお詫び申し上げます。

　今後、このようなことが発生しないよう、今回の事案を検証し再発防止に向けて対策を講じてまいります。