お知らせ
熱中症は、暑い場所で体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体の調節機能が正常に働かなくなることによって発症します。屋外だけでなく、室内や夜間でも幅広い年代層で発生しており、例年、梅雨明け頃から熱中症による救急搬送が急増しています。
熱中症は予防法を知っていれば防ぐことができます。気温が高い日や湿度の高い日には、けっして無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用しましょう。
令和3年度から、これまでの気温による「高温注意情報」が廃止され、『熱中症警戒アラート』(環境省×気象庁)の運用が開始されました。
「気温」「湿度」「輻射熱」を取り入れた「暑さ指数(WBGT)」を用いて、危険な暑さが予想される場合に、「暑さ」への気づきを促し、熱中症への警戒を呼びかけるアラートです。都道府県単位で発表されますので、埼玉県に『熱中症警戒アラート』が発表されたら、熱中症予防行動を強化しましょう(あらかじめ情報を得た場合は、1日の行動とあわせた熱中症予防行動を計画しましょう)。
環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)へのリンク(新しいウィンドウで開きます。)
1 熱中症を防ぐため屋外ではマスクをはずしましょう
2 暑さを避けましょう
3 こまめに水分補給をしましょう
4 日頃から体調管理をしましょう
5 暑さに備えた体作りをしましょう
1 こまめに水分を摂りましょう
高齢者は、加齢によりのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。このため、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分補給をする必要があります。
身体に必要な水分の補給を我慢することは特に危険です(悪い例:夜中にトイレに行くのが面倒だから水分摂取を控えよう)。
2 エアコンを上手に使いましょう
エアコンや扇風機は、温湿度設定に気をつけたり、身体に直接あたらないよう風向きを調整するなど工夫をすると、身体が冷えすぎず、快適に使うことができます。(悪い例:エアコンは身体が冷えるから嫌だ。つけないでおこう。)
これらが使えない場合は、シャワーや冷たいタオルでも、身体を冷やす効果があります。
3 暑さに強いから大丈夫、ではありません
高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、発汗など身体から熱を逃がす機能も低下します。暑い日は無理をせず、室内でも温湿度計を置き、部屋の温湿度が上がり過ぎていないか確認するなど注意しましょう。
4 熱中症は屋内(室内)で多く発生しています。夜間も注意が必要です。
熱中症=屋外で発生するものというのは誤った認識です。気づかないうちに居室内の室温が高くなっていることがあります。「外出時のみ気をつければいい…。」と思わず、室内に温湿度計を置いて、適宜室温を確認するようにしましょう。
乳幼児は体温調節機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。吸湿性、通気性のある服装を選んであげてください。
ポイント
熱中症予防の声かけをお願いします。詳しくは,以下のリーフレットおよびホームページをご覧ください。
熱中症対策リーフレット(PDF4ページ) 【総務省消防庁作成】
熱中症予防情報サイト 【環境省ホームページ】
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